文字がヒント エントロピー・エンタルピーの違いを判別

エントロピーとエンタルピー。
これらの概念は簡単だが、単語が紛らわしく混乱する。


この単語が判別できなくて、物理化学の学習を諦める学生が多い。

これを、なんとかします

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Q→ エントロピーエントロピーって混乱する!化学が苦手な俺に覚えさせてくれ!


A→ 文字がヒントになる


ポイントはエン トロ ピー、エン タル ピーの、 トロ と タル の違い

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エントロピー(entropy)●

トロ。マグロの大トロを思い浮かべる。
トロって赤身の中に脂身が程良くバラバラに存在しているから美味しい。
脂がバラバラ分散している方が良いトロ、高いトロ。

脂身に限らず、物質がバラバラ分散するほうが嬉しい、値段も高いエントロピー


使い方「霜降り肉の脂って、エントロピーかなり高いね!」

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●エンタルピー(enthalpy) ●

タル。樽。樽には水が入る。水はエネルギーだ。
必須アミノ酸の樽モデルを思い浮かべる。

エネルギーがいっぱいあったほうが嬉しい、値段も高いエン樽ピー。

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【参考】
ウィキペディア(2010/11/03)より改変

エントロピー:物質や熱の拡散の程度を表すパラメーターである。
砂糖を水に溶かして水溶液中で拡散させると、砂糖のエントロピーが大きくなる。


エンタルピー:物質が発熱して外部に熱を出すとエンタルピーが下がり、
吸熱して外部より熱を受け取るとエンタルピーが上がる。